谷澤由介の健康ブログ「ジェネリック医薬品」
こんにちは、急に寒くなってきましたね、谷澤由介です。
みなさんは病気にかかったとき、病院から処方箋もらいますよね。
そこで聞かれるのがジェネリック医薬品。
ジェネリック医薬品のことしっかりと把握していますでしょうか。
ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは
通常、新薬(先発医薬品)が開発されるまでには10数年もの年月と、数100億円もの費用が必要となります。その負担を補償するため、新しい有効成分は特許で守られており、開発した製薬会社が特許期間の20~25年間、独占的に販売することができます。その後、特許期間が切れて、他の製薬会社から製造・販売される薬のことを、後発医薬品、別称ジェネリック医薬品(※)と言います。
特許が切れていない先発医薬品にはジェネリック医薬品はありません。一方で、1つの先発医薬品に20以上のジェネリック医薬品が販売されていることもあります。※ジェネリック(generic)とは、「一般的な」という意味。欧米では後発医薬品は、商品名ではなく、一般名(有効成分名)で処方されることから、ジェネリック医薬品と呼ばれています。
ジェネリック医薬品の特徴
- 薬の価格(薬価)
薬価は厚生労働省により決められますが、ジェネリック医薬品は研究開発費が節約できるため、先発医薬品の7割以下と設定されており、2~7割で販売されています。実際に薬局で支払う金額には、調剤料や情報提供料なども含まれるため、半額程度になることが多いようです。慢性疾患などで、長期間服薬する場合にはメリットはより大きくなると言えます。価格差がどのくらいになるか、事前に薬局で確認されるとよいでしょう。- 安全性・効果
ジェネリック医薬品も先発医薬品と同様に、薬事法によって定められた様々な基準を守り開発、製造されています。さらには、「品質再評価」という制度に基づく試験により、その品質や薬効が先発医薬品と同等であることを確認のうえ承認されます。(この評価結果は『医療用医薬品品質情報集(日本版オレンジブック)』に掲載、公表されます。)また、先発医薬品が発売された時代より製剤技術が進んでいるため、薬を小型化したり、ゼリー状に加工したりするなど、患者や医療現場の意見を取り入れ、使い易く改良されているものもあります。処方の受け方
医師に「ジェネリック医薬品で処方してほしい。」と率直にお伝えになればよいのですが、なかには医師への遠慮から言い出せない方もいらっしゃることでしょう。そういう場合は、受付窓口のスタッフや看護師に伝言を依頼したり、また『ジェネリック医薬品お願いカード(※)』を窓口に提出したりして意思表示する方法もあります。
- https://www.t-pec.co.jp/health_news/2006-11/
知っていたようで詳しくは知れてなかったです。
今回改めて学べてよかったです。
みなさんも風邪にはお気をつけてお過ごしください。
谷澤由介でした。